2025.5.30
当社はこの度、建設DXサービス「SPIDERPLUS」を提供するスパイダープラス株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長 伊藤 謙自)と、中古スマートフォン・タブレットの販売・レンタル提供、不要端末の買取による建設DX促進に向けた協業を開始しました。
当社は今回の協業により、「SPIDERPLUS」の導入に際してスマートフォン・タブレットの準備にお困りの建設事業者に向けて、「Belong One」にて中古スマートフォン・タブレットの販売、レンタル、買取を提供します。
建設業界では、従事者の高齢化が進行するとともに、若年層就業者の減少が進んでいます。これに加え、2024年4月に適用された働き方改革関連法により、月間45時間の時間外労働の上限が設けられたことから、作業員一人あたりの業務負担が増加する一方で労働時間に制限が課される状況となり、労働時間の管理が大きな課題となっています。
特に、図面や書類など紙を介した業務が多いことが、情報伝達に関する中間作業の増加や、情報把握における場所や時間の制約を生み、労働時間が増加する一因となっています。
こうした背景から、建設業界にはDXを通じた業務の省力化による持続可能な働き方改革と、飛躍的な生産性向上が求められています。
「SPIDERPLUS」は、こうした課題を解決するための現場管理サービスです。多くの施工現場で必要とされる図面管理、写真管理・電子黒板、資料閲覧、帳票作成などの業務をデジタル化・一元化することが可能で、クラウドでの円滑な情報共有を実現します。専用アプリをスマートフォンやタブレットにインストールすることで利用でき、全国2,100社以上、75,000人以上の方(※1)に活用されています。
当社は、スマートフォンやタブレットを様々な用途で利用したい法人のお客様に向けて、多様なニーズに合わせたサービスを提供しています。この度、当社が提供する中古スマートフォン・タブレットの品質の高さやサービスの利便性の高さ、サポート体制の手厚さを評価いただき、建設業界のDXを推進する「SPIDERPLUS」のさらなる普及に向けた協業に至りました。
※1:2025年3月末時点
建設業をはじめとする様々な業種のDX推進においては、スマートフォン・タブレットを利用する場合の端末確保が課題となっています。新品端末を購入すると導入コストが増してしまうため、中古端末の購入や、レンタルサービスを利用するケースが増加しています。当社はこうした需要に応えるため、「Belong One」においてスマートフォン・タブレットを必要とする事業者を数多く支援しています。2024年1〜10月は、「SPIDERPLUS」によるDX領域である建設業をはじめ、製造業や生活関連サービス業などが上位にランクインしており、その他幅広い業種からもお問い合わせをいただいています。
当社は、今後も需要の拡大に応じて業務効率化が求められる建設業界に対して、安価で高品質な中古スマートフォン・タブレットのフレキシブルな利用を実現することにより建設DXを支援し、「SPIDERPLUS」とともに建設業界の業務効率化による人手不足解消に貢献してまいります。