Okuzono Soya

奥園 草也

Manager, Consumer Business Division

早稲田大学卒業後、2012年に株式会社IDOM(旧名:ガリバーインターナショナル)入社。営業として店舗での経験を積んだ後、2014年より本部にて社内広報、買取店事業推進などに従事。その後キャリアアップを目的に、成熟した事業フェーズではなく「0→1事業立ち上げ」と「1→10事業拡張」の経験を積める場所として2023年6月よりBelongに転職。
趣味はバイクに乗ること、楽器演奏。

ベンチャー特有のチャレンジ精神を大切にしつつも、常にロジカルに言語化することが求められるBelongの環境。

– 現在の奥園さんの業務内容を教えてください。

コンシューマ事業部門にて、個人向けのスマホ買取サイト「にこスマ買取」のグロースにむけたBizDev業務を担当しています。具体的には、自社サイト経由の買取台数を増やすためエンジニアと連携したUI改善の実施や、自社サービスの提供拡大に向けて新規・既存の社外パートナーと連携強化を進めています。
UI改善については、お申し込み頂いたユーザーの取引状況が確認できるページのリリースなど細かい改善を積み重ねています。また、社外パートナーとの協業についてはBtoB、BtoC領域の取り組みを強化しています。具体的には、新規パートナー開拓に向けた営業活動や、既存パートナーとの連携強化策として端末購入者向けのキャンペーンなどを担当しました。
その他、にこスマの実店舗である「にこスマSHOPららぽーと海老名店」の収益化や新規事業開拓に向けた活動も行っています。

– 入社後に感じたギャップはありますか?

入社前に想定したよりもロジカルな組織・メンバーが多いことです。Belongでは、ベンチャー特有のチャレンジ精神を大切にしつつも、大小さまざまな取り組みに対し常に言語化することが求められます。「全体最適の観点では?」「企業価値の向上につながる?」といった大局観点を意識しつつ、目の前のタスクについても常に最善かどうかを言語化しメンバーと会話することが求められます。
このようなBelongの文化は、視野が狭くなりがちな私個人の弱みを克服する上でも非常に良い環境だと感じています。少ないメンバーでどう最大効果を出すかという思考に自分の脳を切り替えることができる、非常に良いギャップでした。

自分の領域を決めずに挑戦することの重要性。

– 一番やりがいを感じた仕事は何ですか?

社内・社外向け問わず、新機能のリリースに携われたことです。直近の事例だと、社内向け機能として社外パートナーへの定期報告書データの抽出を半自動化する機能のリリースを担当しました。社内の現状データベースの理解から要件定義、実現可能な機能についてエンジニアとの擦り合わせなどを行い、リリースまで実現できました。入社してから最初のアウトプットということもあり、非常にやりがいを感じた取り組みでした。

– 反対に、一番困難であったことは何ですか?また、その困難をどのようにして乗り越えましたか?

仕事の進め方をアップデートすることです。新卒入社した前職で10年間働いていたこともあり、体に染みついた仕事の進め方を改善していくことが一番困難でした。
これについては、周りの進め方を吸収し、まずはその通りやってみることで改善していきました。自分なりのアレンジを加える段階にいく前に、まずは素直に手を動かしてやってみることを意識しました。
前職では全国に展開する実店舗事業について、多くの社内ステークホルダーと、泥臭く社内調整や合意形成を行い、着実に取り組みを進めていく環境でした。一方で、Belongではスタートアップの小回りの良さで、伊藤忠グループのナレッジを活かした大規模や取り組み・協業に取り組む機会に恵まれており、とにかくスピード・質・の両観点で仲間と協力し物事に取り組める環境です。前職の経験も踏まえ、今の環境でどれだけ早く自分の状況を言語化し、何をどのように、いつまでに改善が出来るか、常に考えながら仕事をしています。
また、一緒に働く上司・同僚のみなさんが、非常にオープンな姿勢で接してくれる環境であることも、困難を解決する上でプラスに作用しています。ビジネスの全体感から会社・チーム規模での課題共有や、個人単位でのビジネススキルアップ相談まで、何でも相談し合える良い雰囲気であると感じています。

– 仕事をする上で奥園さんが意識していることは何ですか?

自分の領域を決めずに挑戦することです。社内では常に様々な情報が公開されていますので、「これは自分の領域には関係ない」とせず、わからないことは聞いてみる、もしくは意見を投げかけてみるようにしています。結果として自分の担当領域へと繋がることがありますし、そうならずとも人間関係が広がって業務がしやすくなったり、視野が広がったりするので大事にしています。
実際に社内には、チームの輪を大切にしつつも、いかに少ない時間で成果を最大化できるか常に模索する雰囲気があります。オンラインでもオフラインでも「聖徳太子か!」というくらいに、各メンバーが自分の領域を決めずにプロダクト改善に取り組んでいる状態です。
また、Belongで働く上では、自立・自走のマインドは大切だと思います。「イチ担当者」というマインドだと会社にとっても個人にとっても得られる対価が少ない環境なので、自分自身も気をつけていますし、そういうマインドを持っている方には非常に働きやすい、居心地の良い環境だと思います。

– Belongの魅力を教えてください。

伊藤忠グループという環境の元、活用できるアセットが豊富にある点です。そこに惹かれて優秀なメンバーが集まっていますし、その仲間と1→10事業フェーズを駆け抜ける体験ができるのは非常に魅力的です。もちろん0→1のチャンスもたくさん存在しています。
個人的には「商社の考え方」に触れられる機会が多いのも魅力だと感じています。実際に、伊藤忠商事の理念である「三方良し」の精神に触れたこともあります。ある協業パートナーとの打合せにおいて、参加したメンバーが「貴社の売上拡大に向けて弊社ができることはこうですし、貴社としてもこのような取り組みを行った方が売上拡大や顧客の観点でも良いと思いますが」と提案していました。今までの自分が「いかに自社が儲かるか、自社に関わる顧客だけ得をするか」という狭い視野だったかを実感するきっかけでした。

– そのような魅力を持つBelongですが、今後会社はどうなっていくと考えていますか?

端末の調達チャネルの強みを活かして、より広いフィールドに事業が広がっていくと考えています。
弊社のサービスに触れていただくお客様を増やす上では、強みを活かしながら協業パートナーを増やし、自社サービスへの接点を広げていく取り組みを進めています。また拡大するサービスのデータ活用によるUI改善をしっかり進めていきたいと思っています。サービス提供窓口を増やしていきながら自社サービス自体の磨き上げも行い、攻守両方で取り組んでいます。

– サービスに対する奥園さんの想いや取り組みについて教えてください。

スマートフォン保有における「絶対新品!」という価値を変えていきたいとは思っています。いまや生活に欠かすことの出来ないスマートフォンにおいて、中古の端末を購入するという選択肢が広がり、お客様一人一人にとって選択肢の一つになりうるサービスを提供したいです。
また、中古端末の買取においてはまずスマホリユースを当たり前の価値観に押し上げたいですね。次の端末購入の足しにしたり、可処分所得を増したりする選択肢として、端末の現金化を広く定着させたいとも思っています。

– どのような方と一緒に働きたいですか?

チームで協力して大きな成果に向けて挑戦できる人と働きたいです。
どうしても少ない人数で多くをカバーする状況なので、そういう環境では個人の能力が高くともチームがworkしないと、結果として成果が最大化できないと考えています。どのようなレイヤーでも、頼り・頼られて仕事が進められる方とご一緒できればと思います。
もちろん、丁寧なオンボーディングや自社ナレッジの共有や、疑問質問があればチームを横断して聞き合える良い雰囲気がありますので、業界や商材の違いがあってもサポートは安心だと思います!

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