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オンライン授業の始め方|必要なものや円滑に進める方法など

オンライン授業の始め方|必要なものや円滑...

2023.08.24

GIGAスクール構想

オンライン授業には主に3つの形式があり、学校や塾などで導入されています。
「オンライン授業のやり方を知りたい」「オンライン授業を円滑に進めるコツはあるの?」と疑問を持っている方も多いでしょう。

本記事では、

  • オンライン授業のタイプや活用シーン
  • オンライン授業の配信に必要なもの
  • オンライン授業のコツ

など、オンライン授業を始める際の疑問について、詳しく解説します!



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オンライン授業は2つのタイプに分けられる

オンライン授業は、大きく下記の2つのタイプに分けられます。

  • ライブ形式
  • オンデマンド形式
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ライブ形式

ライブ形式は、リアルタイムで授業を配信する形式です。
ライブ形式のメリットとデメリットは下記のとおりです。

メリット
  • お互いの顔が見られる
  • 臨機応変に対応できる
  • チャットや画面共有機能が使える
デメリット
  • リアルタイムで参加する必要がある
  • 通信環境によっては映像や音声が乱れる

オンデマンド形式

オンデマンド形式は、録画した動画を配信する形式です。
オンデマンド形式のメリットとデメリットは下記のとおりです。

メリット
  • 自分のペースで視聴できる
  • 必要に応じて巻き戻したり繰り返し視聴したりできる
  • 講師側は、何度も同じ内容を話さずに済む
デメリット
  • 参加状況を確認しづらい
  • 臨機応変な対応ができない

なお、ライブ形式とオンデマンド形式を組み合わせた「ハイブリッド形式」もあります。

オンライン授業の活用シーン

オンライン授業の活用シーンは、下記の2つです。

  • 学校
  • 塾・予備校
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学校

学校では、新型コロナが流行した際にオンライン授業が実施されていました。
オンライン授業を活用すれば、何らかの事情で登校が難しい状況でも対応できます。

塾・予備校

オンライン授業は、塾や予備校、家庭教師においても活用できます。
過疎地や遠隔地であっても、高い水準の教育が受けられることがメリットです。

またオンデマンド形式であれば、時間に縛られずに視聴できるため、通学以外の空いた時間に学習できます。

オンライン授業の配信に必要なもの

オンライン授業(おもにライブ形式)を配信するにあたって、必要なものを見てみましょう。

  • 通信環境
  • 端末
  • 配信ツール
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通信環境

多くの受講生に向けてライブ形式で授業を実施する場合は、通信環境を整備する必要があります。
通信環境が悪いと映像が滑らかに映らなかったり、音声が途切れたりする可能性が高いです。

一例として、Zoomで必要な帯域幅を見てみましょう。

  • 1 対 1 のビデオ通話の場合:
    • 高品質ビデオでは 600 kbps(上り / 下り)
    • 720p HD ビデオの場合では 1.2 Mbps(上り / 下り)
    • 1080p HD ビデオでは 3.8 Mbps / 3.0 Mbps(上り / 下り)
  • グループビデオ通話の場合:
    • 高品質ビデオでは 1.0 Mbps / 600 kbps(上り / 下り)
    • 720p HD ビデオでは 2.6 Mbps / 1.8 Mbps(上り / 下り)
    • 1080p HD ビデオでは 3.8 Mbps / 3.0 Mbps(上り / 下り)
    • ギャラリー ビューでは 2.0 Mbps(25 名)、4.0 Mbps(49 名)
  • 画面共有のみ(ビデオ サムネイルなし): 50~75 kbps
  • ビデオ サムネイルによる画面共有の場合: 50~150 kbps
  • オーディオ VoIP の場合: 60~80 kbps
  • Zoom Phone の場合: 60~100 kbps

(引用:https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362023-Zoom-%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E8%A6%81%E4%BB%B6-Windows-macOS-Linux

画質が上がるほど、参加人数が増えるほど多くの帯域が必要です。
ただ求められる基準は高くなく、一般的な固定回線であればクリアできるでしょう。

通信環境が悪い場合は、

  • Wi-Fiルーターの設置位置を変更する
  • Wi-Fiルーターの設定を見直す
  • 回線事業者の変更を検討する

といった対処を試してみてください。

端末

ライブ形式で授業を実施する際には、タブレットやパソコンなど配信用の端末が必要です。

タブレットであれば、カメラやマイク機能が内蔵されており、手軽に始められます。
カメラやマイク機能がないパソコンも、あとから追加できます。

「黒板を写す用」、「手元を写す用」など複数のカメラや端末を用意すると、よりわかりやすい授業に繋がります。

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配信ツール

ライブ形式で授業を実施する場合は、Web会議システムを始めとした配信ツールが必要です。

  • Zoom:シンプルでわかりやすい
  • Google Meet:Googleアカウントと連携可能
  • Microsoft Teams:Microsoft 365と連携可能

上記はいずれも、配信するだけでなく、チャットや画面共有機能も可能です。

オンライン授業のコツ

オンライン授業を円滑に進めるコツを3つ紹介します。

  • リハーサルを行う
  • URLや資料を共有しておく
  • トラブルの対処法を決めておく
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リハーサルを行う

オンライン授業を実施する際は、トラブルなく進めるために前もってリハーサルをすることが重要です。

リハーサルでは、

  • 通信の安定性
  • 映像、音声の鮮明さ
  • 参加用URLのアクセス
  • 講師や黒板を写す際の画角

などに問題がないか確認しておきましょう。

オンライン授業はスマホで視聴される場合もあるため、板書や資料の視認性に注意が必要です。

URLや資料を共有しておく

オンライン授業を実施する際は、あらかじめ生徒と参加用URLや資料を共有しておきましょう。

とくに資料は授業よりも数日前に送ると、生徒が授業前に確認できるため、スムーズな進行につながります。

トラブルの対処法を決めておく

オンライン授業は、リハーサルをおこなってもトラブルが生じる可能性があります。
何かトラブルがあった場合にも対応できるように、下記のような対処法を決めておきましょう。

  • 通信環境のトラブルで受講できなかった場合のために録画しておく
  • 画面共有がスムーズにできない場合にために資料をPDF化しておく

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