menu

法人携帯のMNP(乗り換え)方法まとめ|費用や注意点も

法人携帯のMNP(乗り換え)方法まとめ|...

2022.07.07

法人携帯

携帯電話会社の乗り換え(MNP)は、法人携帯・スマホの通信費を抑える有効な手段の一つです。

近年は、政府の施策もあり、以前よりもMNPがお手軽にできるのをご存知でしょうか?

  • 「法人契約でMNPする方法は?」
  • 「MNPにかかる費用や注意点を知りたい」

とお悩みの方も、本記事を読めば、

  • MNPにかかる費用
  • MNPの注意点
  • MNPの手順・手続きに必要なもの

がまとめて分かります。

MNPとは

MNPとは「Mobile Number Portability」の略称で、「携帯電話番号持ち運び制度」のことです。

MNPを利用することで、携帯電話やスマホの電話番号を変えずに、別の携帯電話会社に乗り換えができます。

2021年には政府の携帯電話料金引き下げ施策により、SIMロック原則禁止や、MNP手数料の原則無料化などが進み、さらに乗り換えやすくなりました。

MNPにかかる費用

MNPにかかる費用は、乗り換え先の新規契約時にかかる「契約事務手数料」のみです。

契約事務手数料は、各社共通で3,300円/回線。
※オンラインから申し込む場合は無料になる場合があります。

「MNP転出手数料」や「契約解除料」は現在では原則廃止されています。
ただし、au、ソフトバンクの一部の法人プランでは、契約解除料がかかるので、事前に確認しておくといいでしょう。

MNPの注意点

MNPを利用する際に、事前に知っておきたい注意点は以下の4点です。

  • MNP予約には有効期限がある
  • 端末によっては乗り換え先で使えない場合がある
  • キャリアメールアドレスが使えなくなる
  • キャリアによっては名義変更(譲渡)できない

それぞれ解説します。

MNP予約には有効期限がある

MNPで乗り換える際には、最初に、乗り換え元の携帯電話会社で「MNP予約番号」を取得します。

MNP予約番号には15日間の有効期限があり、有効期限内に乗り換えが完了しない場合は、自動でキャンセルされます。

なお、MNP予約番号は何度でも取得できますのでご安心ください。

端末によっては乗り換え先で使えない場合がある

利用中の端末を乗り換え先で継続利用する場合、対応バンド(周波数帯)の相違により、

  • つながりづらい
  • SIMロックを解除したのに使えない

といったことが起こる可能性があります。

とくにAndroidスマホの場合、販売元のキャリアによって、同じ機種でも対応バンドが異なる場合があるで注意が必要です。

乗り換え前に、必ず事前に各社サイトの動作確認端末ページで確認しましょう。

参考:https://www.nicosuma.com/magazine/mvno-check-device

法人スマホのSIMロック解除については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

法人スマホのSIMロックを解除する方法まとめ|条件や窓口、手数料など

キャリアメールアドレスが使えなくなる

他社に乗り換えると、現在利用しているキャリアメールは原則として使用できなくなります。
(個人契約の場合は、大手キャリア各社が提供している「キャリアメール持ち運びサービス」で継続利用可能です。)

キャリアメールを業務で利用している場合は、事前にフリーメールアドレスや自社ドメインのアドレスに切り替えておきましょう。

大手キャリア・格安SIMによっては名義変更(譲渡)できない

乗り換え先の大手キャリア・格安SIMによっては、名義変更ができない場合がある点にも注意しましょう。

たとえばUQモバイルは、譲渡のための名義変更が不可となっています。

また、格安SIMでは名義変更に対応していないことが多いため、名義変更予定がある場合は、乗り換え前に手続きを済ませておくと安心です。

もし、利用中のキャリアで名義変更できない場合は、乗り換え先で可能か確認しましょう。

名義変更については、下記の記事で詳しく解説しています。

【キャリア別】法人契約の携帯を名義変更する方法|必要なものや窓口など

MNP手続きの流れ

MNPの手続きは、利用中の携帯電話会社と、乗り換え先の携帯電話会社の双方で手続きが必要です。

手続きは、次の3ステップで簡単にできます。

  1. MNP予約番号の発行
  2. 転入手続き
  3. 開通手続き

各ステップを詳しく見ていきましょう。

1.MNP予約番号の発行

まずは、現在利用中の携帯電話会社で「MNP予約番号」を発行します。

各社のMNP予約番号発行窓口は次のとおりです。

案内ページ 申込窓口
電話 インターネット 店舗
ドコモ 151(ドコモ携帯から)
0120-800-000(一般電話などから)9:00~20:00
ドコモオンライン手続き
9:00~21:30
ドコモショップ/d garden
au 0077-7041/0120-925-041
9:00~18:00
auショップ/PiPit各店(一部の除く)
UQ mobile 0120-001-659(携帯電話・一般電話共通)
9:00~20:00
my UQ mobile
24時間
ソフトバンク *5533(ソフトバンク携帯から)
0800-100-5533(一般電話などから)
9:00~20:00
My SoftBank(携帯版のみ)
24時間
ソフトバンクショップ
ワイモバイル 116(ワイモバイルの携帯から)
0120-921-156(一般電話などから)9:00~20:00
My Y!mobile
24時間
ワイモバイルショップ

なお、auとUQ mobile間、ソフトバンクとワイモバイル間の乗り換えでは、MNP予約番号の取得は必要ありません。

2.転入手続き

MNP予約番号が発行できたら、次は、乗り換え先の携帯電話会社で「転入手続き(MNPを利用した新規契約)」をします。

大手キャリアは店頭やオンライン、格安SIMはオンラインでの手続きが可能です。

各社での手続きに必要なものは以下をご覧ください。

ドコモ

https://support.ntt.com/business/f/detail/mnpsubscribe/

必要なもの 補足
MNP予約番号 有効期限は予約当日を含めて15日間
法人に関する確認書類 下記のいずれか1点
・登記簿謄(抄)本(現在(履歴)事項証明書)
・印鑑証明書
来店者の本人確認書類 下記のいずれか1点
・運転免許証
・マイナンバーカード
・健康保険証
など
法人との関係がわかるもの 下記のいずれか1点
・社員証
・名刺
・代表者からの委任状
毎月の支払い手続きに必要なもの 下記のいずれか一点
ご契約法人名義の
・クレジットカード
・キャッシュカード
・預金通帳および印鑑
必要な費用 ・手数料:3,300円(税込)/回線
 ※翌月のご利用料金と合わせて請求
・携帯電話機などの代金

au

https://bizcs.kddi.com/s/article/2238

必要なもの 補足
MNP予約番号 有効期限は予約当日を含めて15日間
法人確認書類 登記簿謄本・印鑑証明書など
※個人事業主の場合は本人確認書類+補助書類(商号登記簿謄本、公共料金領収証など)
担当者の本人確認書類 運転免許証・パスポートなど
担当者の社員証または名刺
法人の印鑑 必ず必要
※個人事業主の場合は代表者の印鑑(任意)
支払い方法に応じた持ちもの ・口座振替の場合:金融機関届出印と口座番号の控え
・クレジットの場合:クレジットカード
契約事務手数料 ・3,300円(税込)/回線
 ※手続きの翌月請求へ合算
 ※UQ mobileから乗り換える場合は無料

UQ mobile

https://www.uqwimax.jp/mobile/business/flow/

必要なもの 補足
MNP予約番号 有効期限は予約当日を含めて15日間
法人印 ・口座振替の場合は、金融機関お届け印
法人確認書類 下記のいずれか一点
・登記簿謄本
・現在(履歴)事項証明書
・印鑑証明書
担当者の在籍確認書類 下記のいずれか一点
・社員証(コピー)
・名刺
担当者の本人確認書類 下記のいずれか一点
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
など
契約事務手数料 ・3,300円(税込)/回線
 ※当月分の月額利用料金と合わせて翌月に請求
 ※auから乗り換える場合は無料

ソフトバンク

https://www.softbank.jp/biz/support/mobile/guide/#requirement

必要なもの 補足
MNP予約番号 有効期限は予約当日を含めて15日間
法人確認書類 下記のいずれか一点
・登記簿謄本
・現在(履歴)事項証明書
・印鑑証明書
担当者の本人確認書類 下記のいずれか一点
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
担当者の名刺もしくは社員証
法人印 ・口座振替の場合は、金融機関お届け印
※丸印、角印どちらでも可
契約事務手数料 ・3,300円(税込)/回線
 ※後日利用料金とあわせて請求
 ※ワイモバイルから乗り換える場合は無料

ワイモバイル

https://www.ymobile.jp/biz/sp/contract/

必要なもの 補足
MNP予約番号 有効期限は予約当日を含めて15日間
法人確認書類 下記のいずれか一点
・登記簿謄本
・現在(履歴)事項証明書
・印鑑証明書
※個人事業主の場合は所得税青色申告決算書
担当者の本人確認書類 下記のいずれか一点
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
など
在籍確認書類 下記のいずれか一点
・社員証
・名刺
利用中の電話機 紛失・盗難の場合は不要
法人印 丸印、角印どちらでも可
機種代金
契約事務手数料 ・3,300円(税込)/回線
 ※後日利用料金とあわせて請求
 ※ソフトバンクから乗り換える場合は無料

3.開通手続き

転入手続きが完了したら、最後は「開通手続き」です。

店頭で転入手続きをした場合には、その場で開通手続きをしてくれます。

Webで転入手続きした場合は、後日送られてくるSIMカードを使って、ご自身で開通手続きをしましょう。

開通手続きは、新しいSIMカードを挿入して所定の電話番号に電話する方法や、Webで手続きする方法など、携帯電話会社によって異なります。

開通手続きが終わると、乗り換え完了です。それまで利用していた携帯電話会社の契約は、自動的に解約されます。

まとめ

MNPを利用する際に、事前に知っておきたい注意点は以下の4点です。

  • MNP予約には有効期限がある
  • 端末によっては乗り換え先で使えない場合がある
  • キャリアメールアドレスが使えなくなる
  • キャリアによっては名義変更(譲渡)できない

MNP自体の手続きは、3ステップで簡単にできます。

  1. MNP予約番号の発行
  2. 転入手続き
  3. 開通手続き

法人携帯・スマホの通信費削減をお考えの企業は、自社の利用スタイルにあった携帯電話会社への乗り換え(MNP)を検討してみてはいかがでしょうか。

【キャリア別】法人契約の携帯を名義変更する方法|必要なものや窓口など

シェアする

タイトルとURLをコピーしました