セルフオーダーシステムとは?メリット・デメリットやサービス比較など
2022.11.20
飲食店などで自席からタブレットやスマホで注文する「セルフオーダーシステム」は、コロナ禍での非接触対応もあいまって、導入が広がっています。
本記事では、
- 「セルフオーダーシステムのメリット・デメリットを知りたい」
- 「おすすめのサービスを知りたい」
とお考えの店舗経営者や企業担当者の方に向けて、
- セルフオーダーシステムのメリット・デメリット
- セルフオーダーシステムの選び方
- 代表的なセルフオーダーシステムと導入事例
をまとめて紹介します。
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目次
セルフオーダーシステムとは
「セルフオーダーシステム」とは、飲食店などで、席に備え付けのタブレットや、来店客自身のスマホを使って直接注文できるシステムです。
ディスプレイ上で注文したメニューを選択して「注文」を送信することで、店舗のキッチンプリンタやキッチンディスプレイに印刷・表示される仕組みです。
食事を終えたら「会計」を選択することで金額が表示されます。セルフオーダーシステムをPOSレジと連携させれば、レジカウンターに自動的に金額が反映されて、スムーズに支払いを済ませることが可能です。
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セルフオーダーシステムのメリット・デメリット
セルフオーダーシステムの導入を検討するうえで知っておきたい、主なメリットとデメリットを紹介します。
メリット
セルフオーダーシステムには、以下のような多くのメリットがあります。
- 人件費削減・人手不足の解消
- メニュー表を柔軟に作成・更新できる
- 注文の待ち時間やオーダーミスの削減
- 非接触対応による感染防止
- 外国語対応がしやすい
それぞれ詳しく見てみましょう。
人件費削減・人手不足の解消
セルフオーダーシステムを導入することで、来店客の注文を取るホールスタッフの人数を減らすことが可能です。減らしたスタッフ分の人件費を削減したり、別の業務にあたってサービスレベルを向上させたりすることが期待できます。
また、人手不足に悩まされている飲食店でも、セルフオーダーシステムを導入することで、新たなスタッフを雇うことなく営業を続けることも可能となります。
メニュー表を柔軟に作成・更新できる
セルフオーダーシステムなら、PCやタブレットでデジタルのメニュー表を作成するだけで、すべての端末に反映させることが可能です。
従来の紙のメニュー表で行っていた印刷や加工・製本といった、手間のかかる作業はいりません。そのため、メニュー変更や価格変更の負担を軽減できます。さらに、1日の中で時間帯ごとにメニューやおすすめ商品を変えるといった、柔軟なメニュー表示も可能です。
注文の待ち時間やオーダーミスの削減
セルフオーダーシステムは、来店客が自身のタイミングですぐに注文できる点もメリットです。
従来の人手による注文の場合、飲食店が混雑している時間帯では、スタッフを呼んでもなかなか来ないことも珍しくありません。その点、セルフオーダーシステムなら待ち時間がないため、注文対応の遅れによる満足度低下を避けられます。
また、セルフオーダーシステムは、来店客が自身の手で注文し証跡も残るため、注文漏れや聞き間違えといったトラブルを回避できるのもメリットでしょう。
非接触対応による感染防止
セルフオーダーシステムは、コロナ禍での非接触対応による感染防止にも高い効果を発揮します。
スタッフが注文を取る場合には、至近距離での会話が避けられません。セルフオーダーシステムなら、来店客とスタッフが接することなく注文できるため、感染のリスクを減らせます。また、キャッシュレス決済までできるシステムであれば、現金の受け渡しによる接触機会もなくすことが可能です。
外国語対応がしやすい
多くのセルフオーダーシステムは複数言語の外国語に対応しており、外国人の来店客にも対応可能です。
外国語が得意なスタッフがいない場合、外国人の来店客の注文対応に苦労するケースも多いでしょう。外国語対応のセルフオーダーシステムなら、あらかじめ登録しておけば複数言語への切り替えが可能なため、安心して外国人をお迎えできます。
コロナ禍が収束してインバウンド需要が回復すれば、セルフオーダーシステムの活躍シーンはさらに増えることでしょう。
デメリット
店舗にも来店客にも便利なセルフオーダーシステムですが、次のようなデメリットもあります。
- 来店客とのコミュニケーション機会が減る
- デジタル機器の操作が苦手な来店客もいる
- 端末やネットワークにトラブルが発生するリスク
- 客単価が下がる可能性がある
それぞれ解説します。
来店客とのコミュニケーション機会が減る
セルフオーダーシステムを導入すると、注文を取る際の来店客とスタッフのコミュニケーションの機会が減ります。
料理の説明やおすすめメニューの紹介など、丁寧な接客サービスを売りにしている店舗にとっては、セルフオーダーシステムの導入がマイナスになる可能性もあるでしょう。
飲食店の基本である「QSC」(Quality:品質、Service:接客、Cleanliness:清潔)のうち「S:接客」で浮いた人やコストを、「Q:品質」「C:清潔」に傾けることで、お店の質を落とさないよう工夫することが重要です。
デジタル機器の操作が苦手な来店客もいる
セルフオーダーシステムは、デジタル機器の操作が苦手な来店客から敬遠され、顧客離れにつながる可能性もあります。
近年は高齢者でもスマホを使いこなしデジタル機器に抵抗のない方も増えていますが、まだまだ操作が苦手な方が多いのも事実です。来店客の年齢層が高い店舗では、セルフオーダーシステムの導入を慎重に判断するのが良いでしょう。
導入する場合には、操作のわかりやすさや文字・ボタンの大きさを重視してシステムを選んだり、従来の注文方法も残すなどの配慮が必要です。
端末やネットワークにトラブルが発生するリスク
セルフオーダーシステムでは、タブレットの故障やネットワーク障害といったトラブルが発生する可能性があります。
テーブルに設置するタブレットは、子どもが乱暴に扱ったり、ドリンクをこぼしてしまったりといったリスクを想定する必要があります。また、登録ミスやシステムのバグ、店内のネットワーク不具合といったトラブルもあるでしょう。
セルフオーダーシステムを導入する場合には、上記のようなトラブルを想定して、人手によるオペレーションも準備しておくことが大切です。
客単価が下がる可能性がある
セルフオーダーシステムを導入することで、低単価のメニューを注文しやすくなり、客単価が低下する可能性があります。
スタッフが注文を取る際に行っていた、より高単価なメニューをすすめる「アップセル」や、別のメニューとセットでの注文を提案する「クロスセル」の機会がなくなることが原因のひとつです。
また、スタッフと顔を合わせて注文する場合、低単価のメニューばかり注文したり、無料の水を注文することに心理的な抵抗を感じる人もいるでしょう。しかし、セルフオーダーシステムではスタッフに遠慮なく注文できるため、客単価が下がる傾向があると言われています。
セルフオーダーシステムを導入する場合には、このような客単価の低下への対策も考慮しておく必要があります。
セルフオーダーシステムの選び方
ここで、セルフオーダーシステムの導入を検討する際の4つのポイントを紹介します。
- セルフオーダーシステムのタイプ
- 操作性
- 導入・運用コスト
- サポート体制の充実度
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セルフオーダーシステムのタイプ
セルフオーダーシステムには、大きく次の3つのタイプがあります。
- POSレジ一体型
- タブレット型
- モバイル型
「POSレジ一体型」は、POSレジシステムのオプション機能として提供されるタイプのセルフオーダーシステムです。注文情報がPOSレジと連携され、売上情報などにも反映されます。
タブレットPOSレジについては、以下の記事で解説しています。
「タブレット型」は、iPadなど市販のタブレットに専用アプリをインストールして、テーブルに備え付けるタイプのセルフオーダーシステムです。大きな画面でわかりやすくメニューを表示できます。
「モバイル型」は、来店客のスマホで特定のサイトにアクセスしたり、QRコードを読み込ませて注文するタイプのセルフオーダーシステムです。初期費用や運用コストを抑えられます。
客層や店舗の広さ、POSレジとの連携の要否などによって、適したタイプのシステムを選びましょう。
操作性
セルフオーダーシステムは来店客が直接操作するため、使いやすさが重要です。
写真の見やすさやカテゴリ分け、商品選択から注文までの流れなど、誰でも直感的に操作できることが求められます。また、注文履歴の確認や、食事が終わったあとのお会計などの機能がわかりやすく配置されていると、注文後もストレスなく過ごせるでしょう。
セルフオーダーシステムが使いにくいと、顧客満足度が下がり、リピート率の低下につながりかねません。導入の際は、店舗の客層にあわせた使いやすいシステムを選びましょう。
導入・運用コスト
ホールスタッフの人件費削減を目的にセルフオーダーシステムを導入するケースも多いでしょう。導入を検討する際には、初期費用だけでなく、運用コストも考慮にいれて、トータルコストで判断することが大切です。
導入するシステムによりますが、主に以下のような費用が見込まれます。
-
- 端末代・周辺機器代
- テーブルごとの電源設置費用
- 月額利用料
- ネットワーク費用・電気代
- 端末の故障や機種変更などのメンテナンス費用
など
これらを踏まえて、実際に人件費削減になるかどうかを試算して導入を判断しましょう。
サポート体制の充実度
セルフオーダーシステムを導入した場合、メニューの登録・更新やレイアウト編集、来店客の操作サポートなどを行っていく必要があります。初めて利用する場合には不安も多いでしょう。
導入時のサポートを希望する場合には、機器設置や操作レクチャーなどの導入支援が手厚いサービスを選ぶのがおすすめです。
また、導入後も疑問やトラブルが発生します。安心して利用するには、問い合わせ窓口や受付時間などのサポート体制の充実度もチェックしておくことが大切です。
【比較】セルフオーダーシステム5選
下記の代表的な5つのセルフオーダーシステムについて、料金や特徴を紹介します。
タイプ | |
スマレジ・テーブルオーダー | POSレジ一体/タブレット |
SEMOOR | タブレット/モバイル |
メニウくん | タブレット/モバイル |
USEN Order | タブレット/モバイル |
ユビレジ QRオーダー&決済 | POSレジ一体/モバイル |
それぞれの特徴を詳しくみてみましょう。
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スマレジ・テーブルオーダー
https://smaregi.jp/price/table-order.php
「スマレジ・テーブルオーダー」は、クラウドPOSレジ「スマレジ」の「フードビジネスプラン」のオプション契約として導入できるセルフオーダーシステムです。管理画面からメニューを自由に編集でき、英語表記の登録も簡単に行えます。
SEMOOR
「SEMOOR(セムール)」は、20年以上の飲食業に携わった経験から生まれた、飲食店特化型のセルフオーダーシステムです。お店ごとのシチュエーションにあったシステム・構成を提案してもらえます。
データ管理を店舗内で行うため、インターネット環境に左右されない仕組みを構築できます。
メニウくん
「メニウくん」は、4,000店舗以上で130,000台以上が導入されている、導入実績No.1(公式ページより)のセルフオーダーシステムです。特許取得済のフリーレイアウトで、高いクオリティのメニュー画面を実現できます。
アクリルパネルを採用した頑丈設計をはじめとした、高い信頼性も魅力です。
USEN Order
「USEN Order」は、レジ環境はそのままに0円から始められるセルフオーダーシステムです。USENのPOSレジ「UレジFOOD」と合わせて導入すれば、注文情報を自動連携し、会計までスムーズに行えます。
「UレジFOOD」との連携には、USEN SelfOrder TABが必要です。
ユビレジ QRオーダー&決済
「ユビレジ QRオーダー&決済」は、タブレットPOSレジ「ユビレジ」のオプションサービスとして導入できる、モバイルタイプのセルフオーダーシステムです。iPhoneなどをハンディ端末として専用QRコードを発行し、来店者自身のスマホで読み取ってオーダー画面から直接注文できます。
https://www.youtube.com/watch?v=Bu02S6IwPVg
セルフオーダーシステムの導入事例
ここで、セルフオーダーシステム導入の参考になる、3つの企業・店舗の成功事例を紹介します。
- 株式会社レインズインターナショナル
- くずし肉割烹 座頭牛
- 食堂カフェpotto×タニタカフェ
\国内最大級のオペレーションセンターだからできる/
- 高品質・低価格
- キッティングなどの柔軟な対応
- 一台から数千台まで迅速にご提供
株式会社レインズインターナショナル
「株式会社レインズインターナショナル」は、「牛角」「土間土間」「かまどか」などを全国展開する飲食チェーン企業です。
同社は、将来懸念される人手不足を見据えて、2014年からセルフオーダーシステムを導入しています。
<セルフオーダーシステム導入の理由>
- 都心型居酒屋の人手不足による、オーダーのチャンスロスへの対応
- 時間制限のある食べ放題店での注文環境の向上
導入にあたり、数あるタッチパネルのオーダーシステムから、以下のポイントで「メニウくん」を採用しました。
<重視したポイント>
- 高画質で料理がおいしそうに見える
- ページ切り替えが早くストレスがない
「メニウくん」を導入した結果、同社では次のような効果が得られています。
<効果>
- 都心型居酒屋のオーダー数・客単価アップ
- 食べ放題店で「呼んでもスタッフが来ない」というストレスがなく、来店客から高い評価
セルフオーダーシステムの導入により、企業と来店客双方にメリットが出ている好事例と言えるでしょう。
参考:https://www.meniu-kun.com/case/yakiniku/21/
くずし肉割烹 座頭牛
「くずし肉割烹 座頭牛」は、インスタ映えする「肉列車」が名物の、名古屋・栄にある居酒屋です。
同店では、飲み放題メニューのオペレーションに次のような課題を抱えていました。
<セルフオーダーシステム導入の理由>
- スタッフによる飲み放題オーダーでは、スタッフの数や労働時間が多くなる
- 紙の注文による「頼み忘れ」「注文が伝わらない」といった取りこぼし
そこで同店は、通常メニューでの接客を大切にしつつ、飲み放題メニューにセルフオーダーシステムの導入を検討します。
<重視したポイント>
- 飲み放題対応にかかるオペレーションを簡略化できる
- セルフオーダーシステムとキッチンプリンタの連動
上記のポイントで「USEN Order」を導入した結果、次のような効果を得ました。
<効果>
- 2〜3人の人員削減でコストカット
- キッチンプリンタに注文数も出力され、取りこぼしや間違いが削減
- コロナ禍での非接触注文で来店客に安心感
同店では飲み放題メニューだけでなく、通常メニューにもセルフオーダーシステムの拡大を検討しているとのことです。
参考:https://pos.usen.com/u-order/user_voice/detail_01/
食堂カフェpotto×タニタカフェ
「食堂カフェpotto×タニタカフェ」は、大阪のショッピングモールにある、「タニタ」とコラボしたヘルシーメニューが充実したカフェです。
同店では、2020年に以下の理由からセルフオーダーシステムの導入を検討します。
<セルフオーダーシステム導入の理由>
- コロナ禍での接触頻度軽減
- 混雑時の来店客のストレス軽減によるリピート率向上
以下のポイントから、来店客自身のスマホで直接注文できる「ユビレジ QRオーダー&決済」を導入しました。
<重視したポイント>
- 自身のスマホから自分のタイミングで気軽に注文できる
- 50代以上の来店客でも抵抗なく利用できる
オペレーション変更に対するスタッフの不安を説得して導入した結果、同店では以下のような効果を得ています。
<効果>
- コロナ対策による来店客の安心感
- 気軽に注文できることで、セットドリンクやテイクアウト注文が増加
同店では、セルフオーダーシステム導入による売上アップに伴ってキッチン業務が増加したため、当初念頭に置いていた人員削減を行わずに営業しているとのことです。
参考:https://ubiregi.jp/case/articles/tanitacafe
まとめ
来店客が自分で注文するセルフオーダーシステムの導入により、人件費やオーダーミスの削減、非接触対応などが可能になります。一方で、コミュニケーションの減少や客単価が低下する可能性などのデメリットがある点も理解しましょう。
セルフオーダーシステムの導入を検討する際は、操作性や導入・運用コストなどをよくチェックして選ぶことが大切です。
本記事で紹介した「セルフオーダーシステム5選」や「セルフオーダーシステムの導入事例」を参考に、自社に適したサービスをご検討ください。
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