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法人携帯でテザリングを利用する方法|各社の対応状況や注意点も

法人携帯でテザリングを利用する方法|各社...

2022.08.02

法人携帯

「テザリング」は、スマホをWi-Fiルーターのように利用できる便利な機能です。
テザリングのの特徴や、業務利用上の注意点を知れば、より効果的に活用できます。

本記事では、「法人携帯でテザリングしたい」とお考えの方に向けて、

  • テザリングとは
  • テザリングの方法
  • テザリングの注意点

をわかりやすく解説します。

テザリングとは

「テザリング」は、スマホをWi-Fiルーターのように利用できる機能です。
テザリングを利用すれば、外出先や電車での移動中などWi-Fiがない環境でも、スマホさえあればパソコンやタブレットでインターネットを利用できます。

ちなみに、よく「ザリング」と勘違いされますが、「つなぐ」という意味をもつ「tethering(ザリング)」が正解ですので、間違えないようにしましょう。

テザリングの種類

テザリングの接続方法には、「Wi-Fi」「Bluetooth」「USB」の3種類があります。

それぞれのメリット・デメリットは次のとおりです。

接続方法とその特徴
Wi-Fi Bluetooth USB
通信方式 無線 無線 有線
通信速度 速い 遅い 速い
同時利用台数 複数台 1台のみ 1台のみ
バッテリー消費 多い 少ない 少ない*1

*1 テザリング中にスマホが充電されます

それぞれ解説します。

Wi-Fi

スマホをWi-Fiルーター代わりに利用する、もっとも一般的なテザリングの接続方法です。

幅広いWi-Fi対応機器を接続できます。高速通信が可能なため、ビデオ会議や動画視聴などの大容量通信にオススメです。

Bluetooth

Bluetoothでペアリングした機器でインターネット接続が可能となります。

Wi-Fiに比べて低速ですがスマホのバッテリー消費が少ない点が特徴です。スマホのバッテリーが気になる状況で、メールチェックやWeb検索など通信量が少ない作業を実施する場合に向いています。

USB

パソコンなどのUSBポートにスマホを接続して利用します。

スマホに電力を供給しながらテザリングできるため、スマホのバッテリー消費を気にせず長時間利用したい場合にオススメです。
また物理的に接続するため、セキュリティにもっとも安心な方法です。

テザリングのメリット・デメリット

ほかの機器をインターネット接続できてメリットの多いテザリングですが、デメリットもあります。

メリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

テザリングの一番のメリットは、Wi-Fi環境がない場所でもパソコンやタブレットをインターネット接続できる点です。

スマホをWi-Fiルーター代わりに利用できるため、別途Wi-Fiルーターを契約して持ち歩く必要がありません。

利用範囲も、通信キャリアの圏内であれば利用できるため、全国の幅広いエリアで利用できるのも魅力です。

デメリット

メリットの一方で、テザリングではスマホのデータ通信量を消費する点がデメリットとしてあげられます。データ無制限のプランでもテザリング容量に上限が設定されている場合があるため、頻繁に利用する場合には注意しましょう。

また、特にWi-Fi接続ではスマホのバッテリーも多く消費するため、電源がない環境で長時間利用する場合にはモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。

さらに、テザリングの接続方法によっては、セキュリティリスクがある点にも注意しましょう。

  • Wi-Fiを利用する場合は、推測されにくいパスワードを設定する
  • Bluetoothを利用する場合は、間違えてペアリングしないように注意する
  • 使い終わったらすぐオフにする

などの対策が有効です。

テザリングのやり方

iPhoneとAndroidのテザリング設定方法を紹介します。

 iPhoneの場合

接続される側のiPhoneで、次のとおり「インターネット共有」を設定します。

  1. 「設定」>「モバイル通信」>「インターネット共有」または「設定」>「インターネット共有」の順に選択します。
  2. 「ほかの人の接続を許可」の横にあるスライダをタップします。

(引用:iPhone や iPad でインターネット共有 (テザリング) を設定する方法

接続する側の端末で次のとおり接続します。

  • Wi-Fi接続の場合
    Wi-Fiの設定画面で、接続先のiPhoneのネットワーク名を選択し、Wi-Fiのパスワード(接続される側のiPhoneに表示)を入力します。
  • Bluetooth接続の場合
    Bluetoothの設定画面で、端末と接続先のiPhoneをペアリングします。
  • USB接続の場合
    端末と接続先のiPhoneをUSBケーブルで接続します。

接続を終了する場合は、「インターネット共有」の「ほかの人の接続を許可」をオフにします。

詳しくは以下を参照ください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT204023

Androidスマホの場合

接続される側のAndroidスマホで、次のとおりモバイルデータ通信を共有します。

  1. 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「アクセス ポイントとテザリング」の順に選択します。
  2. 利用したいテザリングの方法を「オン」にします。

※ 各メニューの名称は、メーカーや機種ごとに異なる場合があります。

接続する側の端末で次のとおり接続します。

  • Wi-Fi接続の場合
    Wi-Fiの設定画面で、接続先のAndroidスマホのネットワーク名を選択し、Wi-Fiのパスワード(接続される側のAndroidスマホに表示)を入力します。
  • Bluetooth接続の場合
    Bluetoothの設定画面で、端末と接続先のAndroidをペアリングします。
  • USB接続の場合
    端末と接続先のAndroidスマホをUSBケーブルで接続します。

詳しくは以下を参照ください。
https://support.google.com/android/answer/9059108?hl=ja

法人向けプランのテザリング対応状況

大手キャリア、サブブランド、格安SIM各社のテザリング対応状況は次のとおりです。

通信会社 申込み 料金
ドコモ 不要 無料
au 必要 無料(一部プランでは月額550円)
UQ mobile 不要 無料
ソフトバンク 必要 無料(一部プランでは月額550円)
ワイモバイル 不要 無料
楽天モバイル 不要 無料
mineo 不要 無料
BIGLOBE Biz. 不要 無料
イオンモバイル 不要 無料
IIJモバイル 不要 無料
NifMo 不要 無料
OCNモバイルONE for Business 要問い合わせ 要問い合わせ
日本通信 不要 無料
HISモバイル 不要 無料
丸紅ネットワークソリューションズ 要問い合わせ 要問い合わせ

格安SIMでは、無料・申込不要で利用できる場合がほとんどです。
大手キャリア・格安SIM各社の特徴は以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

法人携帯向けのおすすめプランは?大手キャリア・格安SIMを比較

なお、プランと機種の相性によってはテザリングが利用できないことがあるので、利用したい通信会社の動作確認端末を確認しておくといいでしょう。

https://www.nicosuma.com/magazine/mvno-check-device

テザリングの私的利用は監視できる?

テザリング機能を利用した、社用携帯の私的利用は監視できるのでしょうか?

答えは次のとおりです。

  • 社用携帯から私用デバイスへのテザリング
    通信内容は確認できませんが、該当回線・端末の通信量は確認できます
  • 私用携帯から社用デバイスへのテザリング
    デバイスによっては、ログや履歴を確認できます

社用携帯の私的利用を防ぐためには、次のような対策を行うと良いでしょう。

  • 社用携帯の利用ルールを明文化する
  • EMMやMDMを導入する(テザリングを無効化したり、接続できるアクセスポイントを制限したりする)

社用携帯のルールやEMM・MDMについては以下の2つの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

【担当者必見】社用携帯のルールや規定はどう決める?4つのポイント
もう迷わない!EMMとMDM、MAM、MCMの違いを徹底解説

まとめ

テザリングは、パソコンやタブレットなどを外出先などでインターネット接続できる、非常に便利な機能です。

一部を除き、ほとんどの通信会社のデータ通信プランでは、無料でテザリングを利用できます。

テザリングを利用する際は、「Wi-Fi」「Bluetooth」「USB」の各接続方法の特徴を理解して、用途に合った方法で活用しましょう。

また、テザリング機能の私的利用の対策には、ルールの明文化やEMMやMDMの導入がオススメです。

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