BYODとは?メリット・デメリットや導入までの流れを解説
2022.03.27
「BYOD」を活用することで、デバイス導入コストの大幅な削減や、業務の効率化が期待できます。
この記事では、
- 「そもそもBYODって何?」
- 「どうやって導入すればいいの?」
という方に向けて、BYODのメリット・デメリットや、注意点、導入までの流れをまとめて解説していきます。
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Table of Contents
BYODとは
「BYOD(Bring Your Own Device)」とは、従業員が個人で所有しているデバイス(パソコンやタブレット、スマートフォンなど)を、業務で活用することです。
「ビーワイオーディー」と読みます。
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BYODが注目されるようになった背景
BYODが注目されるようになった背景としては、
- デバイスやインフラの進化
- テレワークやオンライン授業の推進
- 半導体不足
といったことが考えられます。
個人が利用するデバイスやインフラが進化し、幅広い業務を快適にこなせるようになりました。
またコロナ禍の影響もあり、できるだけコストをかけずにデバイスを導入できることが大きなメリットになります。
BYODのメリット・デメリット
BYODのメリット・デメリットを見てみましょう。
BYODのメリット
BYODの主なメリットは次のとおりです。
- 導入コストの削減
- 業務の効率化
- シャドーITの抑制
導入コストの削減
BYODを活用することで、デバイスの導入コストを大幅に抑えることができます。
また従業員は使い慣れたデバイスを使用できるので、よりスムーズに導入できる可能性が高いです。
業務の効率化
従業員はつねにデバイスを持ち歩けるので、時間や場所を選ばずに業務をこなせるようになります。
また、たとえばスマートフォンを仕事用とプライベート用で2台持ちする必要がなくなるので、管理の煩わしさや紛失のリスクを低減可能です。
シャドーITの抑制
従業員個人の判断で私物を業務利用することを「シャドーIT」といいます。
シャドーITは、情報漏洩や不正利用といったセキュリティリスクを高めます。
BYODによって、決められたルールや管理システムの配下に置けるので、個人所有のデバイスを利用する際のセキュリティリスクを最小限に抑えることが可能です。
BYODのデメリット
BYODにはデメリットもあります。
- 情報漏洩のリスクが高まる
- 公私の境界が曖昧になる可能性がある
情報漏洩のリスクが高まる
BYODでは、個人所有のデバイスを利用する性質上、業務専用デバイスを利用する場合と比べると、セキュリティリスクは高まります。
対策としては、
- BYODに関するルールを策定する
- 「MDM(モバイルデバイス管理)」を導入する
- デバイス内にデータを保持しない(クラウドや「仮想デスクトップ」を活用する)
といった方法が考えられます。
MDMについては、下記の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧になってみてください。
公私の境界が曖昧になる可能性がある
BYODによって、仕事とプライベートの境界が曖昧になる可能性があります。
- プライベートの時間に仕事の連絡が来る
- 管理システムによって、機能が制限される
- 利用状況の把握によって、プライバシーが脅かされる
セキュリティリスクの低減と、従業員の負担のバランスを取ることが大切です。
BYOD導入の流れ
BYODを導入するまでの流れを見てみましょう。
- 社内ルール(ガイドライン)を作成する
- 管理ツール・セキュリティ対策ツールを導入する
- BYODを導入する
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1. 社内ルール(ガイドライン)を作成する
まずはじめに、BYODに関する社内ルールを作成します。
社内ルールで検討すべき項目(一例)は、下記のとおりです。
- 誰がどのデバイスを使用するか
- 運用方法(パスワード管理やデータへのアクセス方法など)
- 会社側がどこまで制限・管理するか
- 業務時間外の取り扱い
- 自己負担の割合
- 紛失・盗難時の対処法
2. 管理ツール・セキュリティ対策ツールを導入する
社内ルールが作成できたら、ルールを守るための仕組みを導入します。
- 「MDM(モバイルデバイス管理)」や、「MAM」、「MCM」など
- セキュリティ対策アプリ
- クラウドサービス
- 仮想デスクトップ(シンクライアント化)など
できるだけ従業員に負担がかからないよう、考慮することが大切です。
3. BYODを導入する
社内ルールとルールを守るための仕組みが準備できたら、BYODを導入します。
適時、利用状況を確認したり、従業員にヒアリングしたりしながら、BYOD環境をブラッシュアップしていきましょう。
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「中古端末」や「レンタルサービス」を活用すれば、法人スマホ・タブレットの導入・リプレイスにかかる費用を大幅に削減できます。
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取扱機種(一例) |
|
|
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|
キッティングオプション | あり | |
ヘルプデスクオプション | あり | |
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|
保険・補償 | あり(レンタル料金に含む) |
たとえばiPhone 7なら月額550円、iPad Air2なら月額660円からご利用いただけます(いずれも保証込み)。
「格安SIM」や「MDM」に関するご提案も可能です。
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ご利用の流れは、下記のとおりです。
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まずは下記のフォームからお問い合わせください!
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